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児童扶養手当ってどんな制度?どんな人が?いくら?どうしたらもらえるの?

児童扶養手当とは、児童の福祉の増進を図る制度で、対象家庭の児童を養育している方に手当を支給します。
対象となる家庭は、父または母がいない家庭や、実質的に不在の家庭です。
この記事では、児童扶養手当はどんな人が、いくら、どうすればもらえるのかを説明します。

児童扶養手当はどんな人がもらえるの?

児童扶養手当は、以下の場合に、18歳以下の子どものママやパパ、祖父母などの養育者がもらえるお金です。

児童手当をもらえる養育者
  • 離婚している
  • 未婚である
  • パパかママが死亡もしくは重度障害(身体障害手帳1級、2級)がある
  • パパかママが行方不明で1年以上仕送りや連絡がない

児童扶養手当はいくらもらえるの?

児童扶養手当は、月額1万180円~4万3160円(申請者の所得による)を、子どもが18歳になる最初の3月までもらえます。

まつり

2人目は5100円~1万190円、3人目は3060円~6110円が加算されます。

※金額については最新の情報をお確かめください

児童扶養手当はどうやったらもらえるの?

まずは、所得制限などの条件をお住まいの役所の窓口で確認しましょう。
児童扶養手当がもらえす場合は、印鑑、預金通帳、戸籍謄本、健康保険証、住民税課税証明書など必要なものを用意して申請を行います。(窓口で確認をお願いします)

まつり

児童扶養手当の「年度」は8月から翌7月までを指します。
前年の12月31日時点の所得と扶養親族で判断され、申請の翌月から支給対象になり、年6回支給されます。

また、児童扶養手当は両親と同居していても、両親と自身の所得が所得限度額未満であればもらうことができます。
まず、所得が一番高い人を基準に児童扶養手当をもらえるかをみます。基準をクリアした場合、自身の所得を見て、所得限度額未満であれば児童扶養手当をもらえます。
所得制限のルールは複雑なので、役場で相談してみましょう。

さいごに

児童扶養手当は所得制限があるので、収入が多いと減額または支給停止になるという特徴があります。
子どもがある程度大きくなっているならば児童扶養手当の所得制限を気にすることなく高収入な仕事につくことも可能ですが、子どもが小さいうちは児童扶養手当を活用して無理を少なく働けるといいなと思います。